育毛剤

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「あぁ~~ とうちゃん! また 進んでる~~」おくさん

 

パソコンの前で、座ってると 後ろから 聞こえてきました。

ありゃ~~ 手触りで、感じてましたが・・・

いよいよ 脳天の当たりが、薄くなってます。

考えてみれば・・・おやじも・・・じぃ~ちゃんも・・・ 脳天から剥げていってました。

あぁ~~ 遺伝からしても これは、持って生まれた運命か!

 

「ごじゃごじゃ 言わんと 前のお店に行って 育毛剤買うてき~~」おくさん

 

早速 「おばちゃん~~ いっぱ~い~~ 毛生える 育毛剤 頂戴~~~」店長

「毛 生えるんだったら うちの旦那に 使わすわよぉ~~」おばちゃん

「えぇ~~? 生える 薬 ないかぁ~~なぁ~~」店長

「これ! 使ってみぃ~!」おばちゃん

「これ? 生えてくるかな~?」店長

「まぁ! やってみ!」おばちゃん

 

ほんまに やばくなってきました。

鏡を見ても 脳天は、見えませんから どのぐらい? なのか? おくさんに写メールしてもらったのですが・・・

予想 以上に進んでます。

 

今日から シャンプー後につけてみます。

 

「とうちゃん! あたしは、ハゲ・チビ・デブ すかんけんな!」おくさん

「それ!? みな~わしやないか!!」店長

 

(あ~あ~  井上店長でした。)

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