同じお金だけど・・・

お金の不思議

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1840年ごろ(天保~安政時代)の壱分銀です。

当時の価値は・・・今だと、約25000円ぐらいかな?

SV991 純度の高い銀です。(8・6G)

結構な高額貨幣価値です。

でも なぜか? 同じ貨幣価値で 壱分金もあります。

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金でありながら、同じく現在だと 25000円ぐらいです。

純度 K14(57%が金)ぐらいです。(2・8g)

同じ25000円なら、断然 壱分金が良いように思うんですが!

当時の人は、どういう風に思ってたんでしょうね?

貨幣価値は、同じですが、金属価値だと・・・

壱分金が・・・約4000円ぐらい  (現在金価格で換算)

壱分銀が・・・約600円ぐらい  (現在銀価格で換算)

凄い違いです。

こうなると、こんな事が起ります。

海外との貿易の時、日本への支払いは、銀で済ませます。

集金は、金でもらいます。

銀で支払いますと、極端に安値で購入出来ます。

金で集金することで、高値販売になったことになります。

詳しくは、知らないんですが、実際にそんな時代があったようです!

「そんな昔話じゃ~ね~!」

いやいや!現代でもこんな事がありますよ!

 

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平成3年発行 天皇陛下御即位記念金貨 10万円 です。

額面10万円は、日本政府に保証されています。

貨幣価値 100000円です。

ところが、金価値だと、110000円ぐらいです。

え~額面より高値!です!

これなら、偽貨幣は作れませんよね!

原材料の方が、高いんですから!(11万円使って10万円作るようなもん!)

金相場が高いからこそこんな事があるんですね!

*貨幣の加工などは、法律で禁止されています。(多分?です。)

(小さい銀板が、25000円か~ 井上店長でした。)

 

 

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