地球上に存在する金の埋蔵量はオリンピックプールにわずか３杯分しかないと言われています。しかもその３分の２はすでに採掘され宝飾品・工業品・インゴットなどに使われています。残りの３分の１は地中深くに存在するものの、採掘には採算が合わない為眠っています。

プラチナは金に比べて３５分の１しかなく非常に希少価値が高く、高値で取引されております。また産出地域も世界のごく１部限られ、３グラムのプラチナリングを作るのに原鉱石１トン８週間の日数が必要となります。プラチナは宝飾品をはじめ車や医療機器などの工業品にも必要不可欠で今でも需要は高まっております。

ダイヤモンドはおよそ十億年もの歳月と高温・高圧の条件を要すといわれています。その産出量はとても少なく、1カラット（0.2グラム）のダイヤモンドを得るためには、約4トンの採掘原石が必要といわれ、しかも宝飾用として使えるのはその内の4分の1程度といわれています。